妖怪が刻まれた事典 妖怪が集う遊宴  はてなの虹
送り鼬 (おくりいたち)

 静岡県、埼玉県に伝わる妖怪。

 

静岡県の伝承

オクリイタチ 伊豆北部でいうこと。夜分道行く人の跡について来るという。草履を投げて遣ればそれからはついて来るのを止めるともいう(郷土研究二巻七号)。

「妖怪名彙」 柳田國男 1938・1939

 

埼玉県の伝承

 戸田市に伝わる。人が竹藪の脇を通ると、送り鼬がガサガサと音をたてる。人が立ち止まると送り鼬も音を止める。そして、人が歩きだすとまた音をたてる。これに遭遇した人は体がゾオッとするそうだ。気弱な人を引き込もうとして着いてくるのだと云われている。

参考文献

本 『妖怪事典』 村上健司 毎日新聞社 2000

 

引用文献の底本

本 『妖怪談義 (現代選書)』 柳田國男 修道社 1956
本 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』 柳田國男 講談社 1977

 


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