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算盤坊主 (そろばんぼうず)

 京都府に伝わる妖怪。算盤小僧とも呼ばれる。

 

ソロバンボウズ 路ばたの木の下などに居て、算盤を弾くような音をさせるから算盤坊主(口丹波口碑集)。

「妖怪名彙」 柳田國男 1938・1939

 

 夜、笑路の西光寺のそばにある榧の木の下で、坊主のような男性が盛んに算盤を弾くのだという。
 かつてこの寺では、計算を間違えたことを和尚に罵られた小坊主が榧の木で首を吊ったことがあったそうだ。算盤坊主はその小坊主の亡霊だといわれているが、そうした話がある一方で、狸のしわざだという説もある。

参考文献

本 『妖怪事典』 村上健司 毎日新聞社 2000

 

引用文献の底本

本 『妖怪談義 (現代選書)』 柳田國男 修道社 1956
本 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』 柳田國男 講談社 1977

 


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