妖怪が刻まれた事典 妖怪が集う遊宴  はてなの虹
たくろう火 (たくろうび)

 広島県に伝わる妖怪。

 

タクラウビ 備後御調郡の海上に現われるという怪火で、火の数は二つというから起りは「比べ火」であろう。芸藩通誌巻九九に見えて居るがこの頃はもういわぬようである。芸備の境の航路には又京女郎筑柴女郎という二つの婦人の形をした岩の話などもあって、もとは通行の船の信仰から起ったことを想像せしめる。

「妖怪名彙」 柳田國男 1938・1939

参考文献

本妖怪事典』 村上健司 毎日新聞社 2000

 

引用文献の底本

本妖怪談義 (現代選書)』 柳田國男 修道社 1956
本妖怪談義 (講談社学術文庫)』 柳田國男 講談社 1977

 


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