妖怪が刻まれた事典 妖怪が集う遊宴  はてなの虹
伸び上がり (のびあがり)

 愛媛県に伝わる妖怪。

 

ノビアガリ 伸上り、見るほど高くなって行くという化物。川獺が化けるのだという。地上一尺ぐらいの処を蹴るとよいといい、又目をそらすと見えなくなるともいう(北宇和)。こういう種類の妖怪の、物をいったという話は曾て伝わって居ない。出て来るのではなくて、人が見るのである。

「妖怪名彙」 柳田國男 1938・1939

 

 この柳田の記述について、水木しげるは『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』で難色を示している。こうした妖怪があまり言葉を発さないという点には賛同しつつも、川獺はよく人を化かすので、勝手に人が見て驚いているだけだとするのは納得できないと主張していた。

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参考文献

本 『妖怪事典』 村上健司 毎日新聞社 2000
本 『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』 水木しげる 講談社 2014

 

引用文献の底本

本 『妖怪談義 (現代選書)』 柳田國男 修道社 1956
本 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』 柳田國男 講談社 1977

 


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