妖怪が刻まれた事典 妖怪が集う遊宴  はてなの虹
古杣 (ふるそま)

 高知県、徳島県に伝わる妖怪。

 

フルソマ 土佐長岡郡の山中で、古杣というのは伐木に打たれて死んだ者の霊だという。深山で日中もこの声を聴くことがある。始めに「行くぞう行くぞう」と呼ぶ声が山に鳴り渡り、やがてばりばりと樹の折れる響。ざアんどオンと大木の倒れる音がする。行って見れば何の事も無い(郷土研究三巻四号)。

「妖怪名彙」 柳田國男 1938・1939

 

 伐木によって死んだ樵の霊が音をたてる。
 室戸市の野根山では山小屋が揺すられることもあるという。

参考文献

本 『妖怪事典』 村上健司 毎日新聞社 2000

 

引用文献の底本

本 『妖怪談義 (現代選書)』 柳田國男 修道社 1956
本 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』 柳田國男 講談社 1977

 


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